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日本ペイントマレッツ レッドエルフを止められず!!

試合

12月後半戦最初の相手は日本生命レッドエルフ。大阪ダービー5戦目です。11/15のTOP名古屋戦以来勝ち星から遠ざかっているマレッツは、ダブルスでは加藤、松平の初ペア、シングルスでは先日の世界ジュニア選手権でシングルス3位に入った高校1年生の相馬選手を起用するなど思い切った采配を見せました。しかしながらレッドエルフは止められず1-3で敗退。大阪ダービーは4連敗となりました。
勝負に敗れたものの、相馬選手は蒋選手に好試合を展開し、加藤選手は陳思羽選手にストレート勝ちするなど、明るい材料も見えるマレッツ。次戦は本日12/23、久々の東京で行われる木下アビエル神奈川戦です。果たして待ち望んだ勝利をもぎ取れるか!!引き続き応援よろしくお願いします!!

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試合ハイライト

第1試合 ダブルス 加藤・松平vs常・蒋

加藤・松平という初めてのペアがレッドエルフの強力中国人ペア常・蒋に挑んだ。マレッツのペアは互いにしゃがみこみサーブが得意。レッドエルフはレシーブに手こずり、あっという間に1ゲーム目を奪い、スタートダッシュに成功する。しかしながら、ここからレッドエルフが地力を見せ、レシーブミスを一気に減らした。常が落ち着いてレシーブを加藤のバックに集め、加藤がらしくないミスを連発。マレッツ側にレシーブミスも増え、6-11でこのゲームを落とす。6-6から始まる最終ゲームは加藤のサービスエースから始まるも、ここから連続失点で7-10となり万事休す。レッドエルフペアは蒋の攻撃力がすさまじく、またラリーになればマレッツペアの動きが重なるようなコースを突き、隙がなかった。マレッツはどうしてもダブルスが取れない。

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第2試合 李vs前田

李は11/20に1-3で敗れた前田選手にリベンジしたいところだったが、大接戦の末、またしても敗退。それぞれのゲームも終わってみると接戦が多いのだが、前田選手のスタートダッシュが素晴らしい。1ゲーム目は0-5、2ゲーム目は0-7、4ゲーム目は0-4と前田選手にリードされた。李はゲーム中盤から追い上げるも及ばず、結局この3ゲームを取られての敗戦。前田選手の前陣攻撃を李が中陣から打ち返す素晴らしいラリーが何度も見られた。尚、この試合では池袋コーチが中心となり李にアドバイスを送った。マレッツの新しいベンチワークとなるか。

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ハーフタイム

たむらけんじさんが登場し、ハーフタイムを盛り上げる。三原監督もしっかりスマホで撮影。たむらけんじさんを知らない李は敗戦にベンチで渋い表情。世界トップランカーの力をなかなか出し切れない。そんな李に中畑がバックハンドのコースについて身振り手振りで話し合う。12/26のレッドエルフ戦で李と前田選手の再戦はあるか?

たむらさんの写真

第3試合 相馬vs蒋

遂に高校1年生の相馬がTリーグに登場。2週間前にオーストラリアで行われた世界ジュニア選手権でシングルス銅メダルを獲得したばかりだ。相手は蒋選手。蒋選手は相馬の変化に苦しむもバックの表ソフトラバーで短く止め、フォアも無理には打たずに相馬を揺さぶる。相馬も喰らいつき、接戦を展開。相馬が反撃をミスした時の悔しそうな表情は緊張というよりも試合を楽しんでいるように感じさせる。1ゲーム目は先にゲームポイントを握るも、最後は蒋選手の強力な攻撃を抑えられず10-12で取られる。ベンチに戻った相馬に三原監督に加え、松平もアドバイスを送る。監督も選手も頼もしい高校生Tリーガーを前に皆笑顔だ。第2ゲームは蒋選手の攻撃が厳しくなる。一方相馬も反撃が入り始める。5-9と離されるもデュースまで追いつく。しかしながら最後は蒋選手のエッジが入りまたしても10-12で取られる。第3ゲーム、蒋選手は第1ゲームの戦術に戻し、無理してこない。1-6と離され苦しい展開。ここから相馬が素晴らしい粘り。8-8の同点に追いついた場面では、蒋選手の厳しい攻めをしのぎ続けた後の反撃による得点でアウェイの会場中が拍手。このゲームもデュースとなり10-10でなんと相馬がサーブミス。結局3ゲーム連続で10-12で取られストレート負けとなったが、蒋選手という実力者に対して素晴らしい試合を展開し、観客も沸かせた高校生Tリーガーは連敗の続くマレッツにとって明るい材料だ。

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第4試合 加藤vs陳

0-3で敗戦は決まったが、一矢報いたいマレッツは加藤が登場。世界選手権代表1次選考会を終えたばかりだ。相手は台湾の実力者、陳思羽選手。世界ランキングも近い二人だ。この試合、加藤は素晴らしい集中力を見せた。序盤は得意のしゃがみこみサーブではなく、巻き込みサーブからの展開を見せる加藤。バックの速射砲で陳を押し込み、フォアに球が来れば相手のフォアクロスを抜くボールを打つ。序盤のリードを追い付かれてデュースとなるも、10-10でフォアサイドへの厳しいレシーブを返球した後に素早い戻りを見せて相手をバックサイドに押し込み得点。次もフォアハンドを決め、見事にこのゲームを取る。第2ゲームも加藤はラリーでは体勢を崩さずに素晴らしい両ハンド連打。世界レベルのラリー戦で次々と点数を取る。そしてレシーブ時には鋭いチキータ。このゲームを11-8で取る。第3ゲームはレシーブでミユータも混ぜ相手を翻弄。フォアドライブも鋭さを増す。このゲームを11-6で取りストレート勝ち。加藤強い!! チームの敗戦が決まっている中で、世界選手権選考会の疲れも見せず、高い集中力を見せた加藤に拍手!!

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日本ペイントホールディングス株式会社