TEAM

日本ペイントマレッツ TOP名古屋をストレートで下し連勝!

試合

週末の正午に試合開始ということもあり、子供連れの家族も多いアリーナ立川立飛でマレッツが3戦目に臨みました。昨日の勝利もあってか、この日はマレッツベンチ、そして応援団にも一層一体感が増し、試合もこれまで勝てなかった初戦のダブルスに見事勝利。キャプテン田代のTリーグ初勝利となりました。このままの勢いで、終わってみればTOP名古屋に対して4-0のストレート勝利。見事勝ち点4を獲得しました。これで開幕3戦を2勝1敗と勝ち越して終えることが出来ました。次戦は11/15(木)の名古屋武田テバオーシャンアリーナでのTOP名古屋戦です。引き続き応援お願いします!

<試合詳細>

第1試合 ダブルス 馮・田代vs鄭・森薗

田代は昨日に引き続き軽快な動きを見せる。しかしながら森薗の表ソフトラバー(表面が平坦ではなく小さな粒が敷き詰められたラバーで相手が取りにくい球が出しやすい)を利用したレシーブと鄭の鋭い前陣両ハンド攻撃に翻弄され第1ゲームを5-11で落とす。第2ゲームは序盤リードしたものの5-4まで迫られたところでタイムアウト。ダブルス3連敗を避けるためにも早めに悪い流れを切る。その後は攻撃をきっちり決めて11-7でこのゲームを取り返す。6-6から始まる最終ゲームは田代のフォアドライブ(トップスピンをかけたボール)と馮の台上フリック(強く打ちにくい台上のボールをはらうように打つ攻撃的打法)が決まり、8-6とリード。すかさず名古屋がタイムアウトを取る。この後、2点ずつ取り合い、10-8とダブルス初勝利まであと1点となったところで田代のレシーブ。一本目はレシーブがオーバー。10-9となり緊張する場面で田代は次のレシーブを積極的にチキータでフォアに打ち、ノータッチを奪った。遂にマレッツがダブルス初勝利をあげる。

第2試合 李皓晴vsサマラ

実力者同士の試合は一進一退の攻防となった。第1ゲーム李はサマラの欧州選手らしい力強いドライブに押され3-6とリードされるが、次のラリーでサマラの攻撃を鋭いバックハンドのカウンターとフォアドライブで迎撃。これで流れが徐々に李に移り11-9でゲームを取る。第2ゲームは李のカウンターを交えた攻撃的守備が決まり、そのプレッシャーからかサマラに細かいミスが出て9-7とリード。ここでサマラが早くもタイムアウトを取る。ここからサマラが回り込みフォアドライブ決めるなどファインプレーを見せ、最後は李がチキータをミスして9-11と逆転される。第3ゲーム、サマラが第2ゲームの勢いそのまま連続攻撃を見せ3-5とリードされるが、ここでまたもサマラがチャンスボールをミス。5-5に追いつくと再度一進一退の展開となる。9-7で李がリードしていたが9-9に追いつかれ李がタイムアウト。これで吹っ切れたか素晴らしいバックドライブを2本決めて11-9でこのゲームを取る。第4ゲームは最初から李が積極的に攻める。序盤まではリードしては追いつかれる展開だったが6-4と抜け出すと、そのままリードを保ち勝利。

マレッツが良い流れの中、ハーフタイムに入る。第3試合の前にMCが会場を盛り上げ、観客に手拍子を求めるが、入場時に観客によく手を振るサポーター思いの三原監督がいつにもまして腕をあげて手拍子。さらには観客の方まで向き盛り上げる。気付けば試合を観戦していた日本生命レッドエルフも手拍子に参戦。TリーグのTが卓球のTではなく手拍子のTに変わる時間となった。

第3試合 松平vs鈴木

サウスポーの鈴木が先程の手拍子などなかったかのような冷静な立ち上がりを見せる。第1ゲーム、松平の王子サーブにしっかり回転かけて返球。松平は全くペースを掴めず攻撃にミスが出る。鈴木は攻守に渡り冷静な返球を心がけ第1ゲームをあっさり奪取。第2ゲームに入ると松平の攻撃が入り始めるも鈴木も冷静さを保ち6-6とシーソーゲーム。ここから松平がサービスエースや強ドライブを決め10-6と離し、最後はサービスエースで締めた。第3ゲームは松平が6-0とリード。しかしここから6-4と差を詰められると、松平はタイムアウトを取る。その後一度は7-7と追いつかれるもどうにか11-9で逃げ切った。第4ゲームも松平は序盤のリードを保てず、後半は一進一退。しかしながら最後まで勇気をもって攻めきった松平が12-10で勝利。これでマレッツの勝利も決まった。

第4試合 馮天薇vs鄭怡静

既に勝利を決め、勝ち点3を得たマレッツだが、第4試合に勝つと勝ち点が1ポイント加算され4となる。ここでエース馮天薇が参上。馮と鄭というトップランカー同志の対決は静かな立ち上がりとなった。第1ゲームはお互いストップレシーブ(台から出さずに短く返す打法。台の上では台が邪魔となり強くスイングしにくい)を多用し、相手の攻撃を封じ、逆に先手を取りに行く展開。鄭の攻撃の威力がわずかに上回り8-11で馮は第1ゲームを落とす。第2ゲームは馮の攻撃がよく決まる。レシーブもストップだけでなく、切ったツッツキを鄭に打たせる展開が多くなる。中盤までリードしたが7-8逆転されて馮はタイムアウトを取る。ここからゲームポイントを取っては取り返す展開になったが馮が踏ん張り13-11でゲームを奪取。第3ゲームは馮の攻撃がよく決まり6-2とリードしたが、ここから鄭に4点連取され同点。互いのサーブから2点ずつ取り8-8。次のラリーで馮のフォアドライブが鄭のフォアサイドを抜き去り9-8。ここで鄭がタイムアウトを取って流れを切り、その後またもデュースとなったが、最後も馮がチキータで得点し、ゲームを連取。第4ゲームは鄭が1-6とリード。5-7まで馮が押し戻すも6-11でゲームを取られ、勝負は6-6から始まる最終ゲームに。最終第5ゲーム、前日の李に続き馮が素晴らしい集中力を見せる。バックドライブ、台上フォアフリックで次々と得点。カウンターの切り合いにも打ち勝ち一気に10-6とリード。2点返されるものの11-8で勝利。世界レベルのラリーが何度も展開された試合を見事に締めた。これでマレッツは見事勝ち点4を獲得した。

TEAM PARTNER

TEAM SPONSORS
日本ペイントホールディングス株式会社